明記物件に要注意

ビジネス女性09火災などの被害にあった際、建物や家財などの損害を補償するのが火災保険の役割ですが、その契約条件などを定めた約款を見ると、貴金属、宝石、書画、骨董その他の美術品で30万円超のものについては保険の対象から除外されていることが通例です。稿本や設計書など、その物件に唯一の価値があるものについても同様です。

 
こうした高価または希少な物件は「明記物件」とよばれており、保険の対象物に含めるためには、あらかじめ保険証券のなかに1件ずつ明記しておく必要があります。
通常、補償額はその物件の時価とされますが、特別な価値があることを証明するため、購入したときの領収書や鑑定書、その物件の形状、作者名などを記載した書面などの提出を求められることがありますので、保険会社と個別に相談しておくのが望ましいといえます。

 
また、こうした物件については、その価値に見合った保険料を別途支払うことも必要になります。
なお、最近の保険商品のなかには、特に保険証券に個別に明記しなくても、1点30万円の限度であれば保険金が支払われるタイプのものもあります。

 
また、火災保険とともに契約する地震保険については、こうした物件は保険証券に明記するしないにかかわらず対象外となっていますので、地震を原因とした損害については特別な補償はされないことになります。

 

 

 

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