価額協定保険特約を付加すると再調達価額で契約できる

uketuke01_l火災保険においては、保険の対象となる建物に対して設定する契約金額として「保険金額」というものがあり、これは火災などで被災した際に支払われる保険金の上限となります。

 
この保険金額を設定する方法には大きく2つ、「時価」によるものと「再調達価額」によるものとがあります。

 
「時価」は文字通り建物の現時点での価値のことで、新築してから年月が経過したり日常の使用によって損耗した分だけ、当初新築したときよりも建物の価値は下がります。したがって、保険金額を時価いっぱいに設定したとしても、被災した時に受け取る保険金の金額では、実際問題として建物の建て替えができないということにもなりかねません。

 
一方、「再調達価額」とは、保険の対象となっている建物と材質や構造が同じ程度の建物を新たに建築または購入するために必要とみられる金額に基づいた評価額のことで、この評価方法で保険金額を設定したい場合には、火災保険に「価額協定保険特約」とよばれる特約を付加する必要があります。

 
こちらの方法であれば、いざ被災した場合でも、支払われる保険金だけで建物を新築する経費がまかなえることになり、より安心感が高まります。

 
ただし、建物の価値がすでに半減しているような場合はこの特約の対象とならないほか、特約付きで契約できる場合であっても、保険会社が正しく価額を評価しているかどうかは十分にチェックすることが求められます。

 

 

 

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